Flapjack’s Breakfast & Lunch: 東日本橋で味わう、至福のアメリカンブランチ

日常を旅する、東日本橋のアメリカン・ダイナー

目まぐるしく時間が流れる東京、その中心部ともいえる東日本橋。オフィスビルと古くからの問屋街が交差するこの場所に、まるで一瞬でアメリカの街角へワープしたかのような空気が流れる一角があります。

それが「Flapjack’s Breakfast & Lunch」。扉を開ければ、コーヒーの芳しい香りと、ベーコンの焼ける音、そして多国籍な会話が飛び交う活気ある空間が広がります。

ここは、忙しい日常の中で忘れかけていた「しっかりとした朝食」や「心ゆくまで楽しむブランチ」の喜びを思い出させてくれる場所。店名にもなっている「Flapjack（パンケーキ）」をはじめ、ボリューム満点のサンドイッチなど、本場の味を心ゆくまで堪能できる、とっておきのお店です。

お店の基本情報

店名: Flapjack’s Breakfast & Lunch
住所: 〒103-0004 東京都中央区東日本橋１丁目３−１５
アクセス: 都営浅草線「東日本橋駅」、都営新宿線「馬喰横山駅」から徒歩数分
Instagram: https://www.instagram.com/flapjacks_breakfast_lunch/
営業時間・定休日: 訪問前に公式Instagramで最新情報をご確認ください。

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本場の空気感を味わうブランチ体験

店内は、現地のダイナーを彷彿とさせるカジュアルで機能的な内装。カウンター席も多く、一人でも気兼ねなく立ち寄れる雰囲気が魅力です。実際、訪れた日も、近隣で働く人から海外からの旅行者まで、多くの人々が思い思いの時間を過ごしていました。

土日ともなれば朝から行列ができるほどの人気ぶりですが、スタッフの方々の手際も良く、活気がありながらも居心地の良さを感じさせます。パンケーキが比較的スピーディーに提供されるのも、嬉しいポイントです。

シズル感あふれる、必食メニュー

メニューを開けば、そこはまさにアメリカンブレックファストの世界。どれも魅力的ですが、ここでは特におすすめしたい3品をご紹介します。

ランバージャック：甘じょっぱさの完成形

朝食の王道とも言える一皿。ふわふわでありながら、ほんのりシナモンが香るバターミルクパンケーキが2枚。その上には、完璧なサニーサイドアップ（目玉焼き）が2つと、カリカリに焼き上げられたベーコンが2枚。

まずはパンケーキだけを一口。生地の優しい甘みとバターの塩気。次に、卵の黄身を崩し、ベーコンと一緒に。そこへ、たっぷりのメープルシロップを回しかけます。甘さ、塩味、ベーコンのスモーキーな香り、卵のコク、そして生地の食感。すべてが口の中で一体となり、これぞ「ブランチ」というべき幸福感が押し寄せます。ボリューム満点ながら、絶妙なバランスで最後まで飽きさせません。

ホームメイドブルーベリーパンケーキ：自家製ジャムの贅沢

甘いパンケーキを心ゆくまで楽しみたいなら、こちらがおすすめです。しっとりと焼き上げられた生地の上には、惜しげもなく盛られた自家製ブルーベリージャムと、軽やかなホイップクリーム。

このブルーベリージャムが秀逸です。大粒のブルーベリーがゴロゴロと形を残しており、フレッシュな酸味と濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。甘すぎないホイップクリームが全体をまろやかにまとめ上げ、生地の風味を一層引き立てています。まるでデザートのような一皿ですが、しっかりとした食事としての満足感も得られます。

ルーベンサンド：自家製パストラミの迫力

「Flapjack’s」はパンケーキだけではありません。サンドイッチもまた、この店の真骨頂です。特に「ルーベンサンド」は、そのこだわりが詰まった一品。

こんがりとトーストされたパンの間には、分厚くスライスされた自家製パストラミが何層にも重なっています。そこに、とろけるチェダーチーズと、シャキシャキとした食感がアクセントのコールスロー。一口頬張れば、パストラミの深い旨味とスパイスの香り、チーズのコク、そしてコールスローの酸味が複雑に絡み合います。シンプルだからこそ、素材の良さと丁寧な仕事ぶりが際立つ、まさにグルメサンドイッチです。